外出自粛期間に聖書を読んだら平和が訪れた!?教会メンバー全員で一大プロジェクト

新型コロナウイルスが猛威を振るい、日本でも「3つの『密』を避けること」が続けてテレビなどで報道されています。

特に東京都では、土日や祝日の不要不急の外出を控えるよう要請が出され、多くの人が友人と会う予定や家族とのお出かけをキャンセルしたり、仕事がある人はテレワークに切り替えるなど、家で過ごす時間がますます長くなってきているのではないでしょうか。

このような「外出自粛」が続く中、東京主信仰教会では、ある一大プロジェクトを始動することになったのです・・・

その名も「教会のメンバー全員で毎日聖書を読もうじゃないかプロジェクト!!!」


「教会のメンバー全員で毎日聖書を読もうじゃないかプロジェクト!!!」

プロジェクトの内容は、(プロジェクト名そのままですが)とにかく毎日聖書を読み続けるというものです。

牧師先生は、新型コロナウイルスの影響で実際に会って活動できない分、今は個人が「自分作り」に時間を投資するべき時だとおっしゃり、日曜日の礼拝の説教などを通して「聖書を読まなければ御言葉を悟れない」と続けて教えてくださっています。

「聖書」という原点に立ち返って、そのストーリーを何度も読むことで、まさに今の自分に関わる神様のメッセージをひしひしと感じとることができるから、まずは神様のリアルな歴史が記録されている聖書を手に取ろう、と。

今回の聖書プロジェクトでは、優劣を決めるような「勝ち負け」重視ではなく、清い(?)競争心を掻き立てて、積極的・継続的に取り組んでいこうということで、チーム戦の形式をとることに。

チーム分けは、いくつかの家庭をまとめて1チームとして「家庭チーム」を作ったり、そのほかにも、「中高生チーム」、「大学生チーム」など、年齢層で大まかに分けてチーム対抗戦で進められました。


チーム戦の結果は・・・

結果は、なんと、仕事が忙しくても毎日がんばり続けた「社会人女性Aチーム」が1位でしたが、やはりこのプロジェクトの醍醐味は「教会メンバー全員が」取り組んだということ。

「聖書を読む」という一つの実践課題をチームごとに続けたことで、聖書を読んで感じたことをお互いに共有して元気づけられ、モチベーションが上がったり、家族で聖書を読む時間を設けたことで会話の時間も増え、各地に素敵な思い出が生まれました。

聖書を共に読むことで、「平和」が訪れたんですね~!


ある家庭での小学生男子ほっこりエピソード

ある家庭では、お父さんがテレワークになったことで、毎朝子どもたちと過ごす時間が増えたそう。お父さんと、小学生男子の兄弟2人で毎朝聖書をコツコツ読み進め、兄弟2人とも新約聖書を読破したそうです…!

新約聖書は、260の章で構成されており、各章はA4用紙1枚に収まるぐらい。
それを2か月半ほどで読破したのです。

毎日少しずつ何かを継続することはそう簡単ではないですが、家族で団らんしながら読み進めたことで達成できたのではないでしょうか!
小学生男子たちが一緒に聖書を読んでいる姿を想像するだけでほっこりするエピソードですよね。


みんなが継続できた理由!それはやっぱり助け合い

また、上位入賞の社会人チームや大学生チームに、なぜここまで継続できたのか、そのミソを聞いてみたところ、毎日LINEを使ってその日にどれくらい読み進めたのかを互いに報告しあったことが大きかったといいます。

一人で進めるのではなくて、思うように会えないこういう時だからこそ毎日連絡をとりあって、お互いに刺激を与えあっていたそうです。

また、「読みました」と報告するだけではなく、
「ゴールまであともう少し!がんばろ!」
「1日1文だけでもいいから聖書を開いてみよ~」
「私はこの章を読んでこんな気づきを得たよ」など、
チーム内で各自の発見や感情までシェアすることで、「離れていても近くにいるよ♡」が実現していたようです。

まさに「平和」なエピソードですね!


平和の聖書読み大会!次回のプロジェクトもお楽しみに

このようにして、「教会のメンバー全員で毎日聖書を読もうじゃないかプロジェクト!!!」は、各地に平和が訪れる素敵エピソードがあふれながら、幕を下ろすこととなりました。


新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための自粛期間。

普段の日常とは違う日々の過ごし方に悶々とすることもあると思いますが、周りの人と切磋琢磨して「自分作り」をする期間として、この時をも機会として大切に時間を使っていきたいですね。

次回のプロジェクトもお楽しみに。

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