ブラッシュアップライフ

こんにちは
東京主信仰教会のなおこです
駅に行くまでの道で、自転車で通り過ぎるときに、あま~~い香りがするんです。気になって調べてみたら、『ハゴロモジャスミン』っていう名前の植物でした。甘そうな蜜が入っていそうな香りです。もうすぐ初夏ですね。

柏木うどん状態

私の部屋にはテレビがないので、基本テレビは見ない生活をしているのですが、たまに面白いドラマがあったりすると実家で録画してもらって観ています。最近「オモシロイ!!」と思ったドラマが『ブラッシュアップライフ』でした。話題になっていたので観たことがある人もいたのではないでしょうか。基本的に「輪廻」を信じない私ですが、面白かった!
突然の交通事故により死んでしまった主人公・33歳。気がついたら天国でも地獄でもない場所にいて、来世ムラサキウニの人生(「人」じゃないか…)を阻止するべく、2周目の人生を送ることに。33歳の記憶を持ったまま、ゼロ歳になっていてもう一度人生をやり直し。。。というストーリー。
毎回とっても面白くて、最終回が近づくころなんて、職場の先輩と食事に行った際に、後ろに座っていたお客さんもそのドラマの話題を出していて、その先輩もそのドラマを気になっていたらしく、帰り道はそのドラマの話で盛り上がっていた(でもその先輩はすべてを録画し終えてから見るタイプなので、ドラマの内容は話させてくれなかった)こともあるくらいです。
2周目、3周目…と人生を重ねていくうえで、より徳を積むために、近しい人が悪い方向へと行かないように、大切な友人を助けるために、何百人の命を助けるために人生をやり直すんだけれども、最後、「これが最後の(やり直しができる)人生です」と天国でも地獄でもない場所で言われるわけです。
そのときに同じタイムリーパーと最後の人生を生きている中で、主人公たちがこのような会話をします。

「ねぇ、なんか不思議じゃない」
「なにが」
「今回が最後ですって言われるとさ、全部の体験が貴重に思えてこない?」
「たしかに。もともと最後のはずなんだけどね。
「そうなんだよね。別に今までも雑に生きてたつもりは全然ないのよ。だけどさ、最後ですって言われると大事に生きなきゃって思うよね」

ブラッシュアップライフ最終話

そうなんだよね。
普通に生きていて、昨日と同じように今日が流れていって、今日があるように明日もあるって思いがちなんだよね。去年の初めには当たり前のようにあったものが、なくして初めて「あたりまえじゃなかったんだ」ってなくなって初めて気がつくんだよね。でも、実感できるようになった後ではもう遅くって、それをもう一度得るために、神様にもっともっと切実に祈ったりするんだよね。

なくして初めて気づく

ってことは、生きていく中でけっこうあると思うんです。だから、一つ一つのことに感謝しながら、少しムカつくことがあったとしても「じゃあこれがなくなったらせいせいする?」と自問自答して、少々ムカついたとしても無いよりはいい、と気がつけたらラッキーじゃないですか。

牛がなければ穀物はない、
牛の力によって農作物は多くなる。

箴言14章4節

牛がいるから牛舎は汚れるし、牛舎の掃除とか糞の処理とかしなきゃいけないけれども、でも牛がいるから得られるものもたくさんあるんですよね。「捨てる!」って決めて捨てたものってあんまり後悔はないけれども、「嫌だな」と思いながら丁寧に接していなくていつの間にかなくなったものって、あとでもっと大切にしておけばよかったと後悔することはあるかも。
神様、私が愚かな人間にならないように助けてください。

地球という舞台で

さて、東京主信仰教会のHPに素敵なページが出現したのをお気づきですか??
あなたがドラマの主人公
HP構築チームが練りに練ってできたページだそうです。見たあとにほっこりするような、そんなページです。
何度でもやり直しができるなんてことはない、一度きりの人生。たった一度の人生です。本当に自分がしたいこと、行きたいところ、見たいもの、会いたい人、なりたい自分。どんな人生を生きたいですか?
どんなドラマを生きますか?自分だけのオリジナルドラマを。
誰かの価値観で揺れる人生ではなく、ドラマのクライマックスに「最高!」と言える人生を。

最後に、ゼラニウム

去年、ゼラニウムの挿し木に成功し、またチャレンジしたいと思っています。誰か「欲しい!」という人は5月中に土と小さな植木鉢を持ってなおこに連絡ください。
害虫を寄せ付けない爽やかな香りが心地いいです。

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