詩篇31篇~敵の手から助け出してください

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こんにちは
東京主信仰教会のなおこです
約1ヶ月前、オリンピックが終わった瞬間からこのようなことが起こるなんて思いもしませんでした。いま、私たちの教会でも、このことについて切実に祈っています

ともに祈る

以前、トランプ氏が大統領だった時に、コロナの終息に向けて祈りをささげたことをブログにしましたが、最近、ウクライナのキリスト教信者たちのなかで、このような祈りをささげているという記事をみました。

ブログタイトルにも書いた「詩篇31篇」とはどんな内容なのでしょうか。みなさん、ダビデってご存じですよね。フィレンツェのアカデミア美術館に収蔵されている「ダビデ像」のダビデです。イスラエル王国においての2番目の王様となる人物なのですが、この詩篇はすべて、ダビデによって書かれた詩です。
イスラエル王国最初の王サウルによって、ダビデは何度も死の危機に立たされました。絶体絶命のところから救いを求めたり、奇跡的に助け出されたことに対しての感謝が詩篇には書かれています。

あなたの耳をわたしに傾けて、すみやかにわたしをお救いください。わたしのためにのがれの岩となり、わたしを救う堅固な城となってください。まことに、あなたはわたしの岩、わたしの城です。み名のためにわたしを引き、わたしを導き、わたしのためにひそかに設けた網からわたしを取り出してください。あなたはわたしの避け所です。
詩篇31篇2-4

しかし、主よ、わたしはあなたに信頼して、言います、「あなたはわたしの神である」と。わたしの時はあなたのみ手にあります。わたしをわたしの敵の手と、わたしを責め立てる者から救い出してください。み顔をしもべの上に輝かせ、いつくしみをもってわたしをお救いください。
詩篇31篇14-16

すべての聖徒よ、主を愛せよ。主は真実な者を守られるが、おごりふるまう者にはしたたかに報いられる。すべて主を待ち望む者よ、強くあれ、心を雄々しくせよ。
詩篇31篇23-24

絶体絶命の中でもダビデは神様にいつも願い求め、頼りました。
ダビデを殺そうと執拗に狙い、追い続けたサウル王は、最終的にペリシテ人との戦いの中で亡くなりました。

戦いは激しくサウルに迫り、弓を射る者どもがサウルを見つけて、彼を射たので、サウルは射る者たちにひどい傷を負わされた。そこでサウルはその武器を執る者に言った、「つるぎを抜き、それをもってわたしを刺せ。さもないと、これらの無割礼の者どもがきて、わたしを刺し、わたしをなぶり殺しにするであろう」。しかしその武器を執る者は、ひじょうに恐れて、それに応じなかったので、サウルは、つるぎを執って、その上に伏した。
サムエル記上31章3-4

戦争のない世界へ

寒い部屋に一人でいてもいつまでも寒いままですが、同じ部屋にたくさんの人が集まるならば、その熱気で部屋が暖かくなります。
熱い心で、同じ心をもってともに祈りましょう。

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