選択肢があるという幸せ~ニーバーの祈り
こんにちは
東京主信仰教会のなおこです
街路樹の雪柳が咲きましたね。駅に向かうとき見かけるたびに愛でるような気持ちで見つめております。
かわいい!!
迷うことができることは幸せなこと
選択肢があるって、いいことですよね。道がある。しかも自分で選ぶことができる。神様は神様の御心をなしながら歴史を広げていらっしゃるけれども、けして人間をそれを成し遂げるための「駒」とみなすのではなく、愛する対象として最大限の「自由意志」を与えてくださっています。
迷うほどの選択肢があって、その中から自分が好きなものを選べるのってとても贅沢ですよね。たくさんのおいしそうなメニューから、自分が食べたいものを選ぶのってとても好きな時間です。でも迷う時間が長いのって、もったいないと私は思います。人間が成功するために必要なもののうちの一つが「時間」ですから、その時間を「迷う」ためにたくさん使ってしまうならば、成功するための時間はどんどん減ってしまいますから。
すべてのものを自分でじっくり選んで、自分の好きなものだけで周りを固めて…と想像すると、とっても素敵に感じるけれども、自分が「ここは譲れない!」っていうところだけを選ぶだけで精いっぱいなので、迷う時間を極力減らすために、譲れるものについては選択肢を極力減らすようにしています。考える時間は、本当に大切なものを考えるために使いたいですから。
例えるならば、大好きな人たちとご飯を食べるときは、あれにしようこれにしない?とメニューでいつまでも迷っているのも嫌いじゃないですが、それよりは、相手と同じものを選んで(そうすると料理が揃うのも早いし)、大好きな相手と話すことに時間を長く使いたいじゃない。
全然違う話になってしまうのですが、ちなみに私、冬はスカート、夏はパンツと決めています。冬は柄物スカートに上半身は白、夏は上半身はやっぱり白がよくて、紺や水色が多いかな。
好きな服が着たい服であるとは限らないので、そのようにしたら、朝の服に迷う時間が減りました。余裕をもって職場に行くことができています。寝坊しなければ。
ま、日曜日は特別扱いの服装をしていますがね。
ニーバーの祈り:【変える勇気・受けいれる冷静さ・見分ける賢さ】
私の好きなYouTuberがある人の祈りについて話題に出してみたのでさっそく調べてみました。
ニーバーの祈り
ラインホールド・ニーバー 木下英夫訳
神よ、
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。
原文はコチラです。
THE SERENITY PRAYER
Reinhold Niebuhr
O God, give us
serenity to accept what cannot be changed,
courage to change what should be changed,
and wisdom to distinguish the one from the other.
アメリカの神学者である「ラインホールド・ニーバー」が1943年に教会でのお説教したときの祈りとされています。
あぁ、愛する神様。私がこうしたい!こうなりたい!と思っていることを得るために、自分が変えることができるものについて教えてください。そして変えるだけの勇気と力を私に与えてください。
愛する神様、私に関係はするけれども、私の範疇にない、影響を与えられない部分については、それを受け入れることができるだけの寛容さと許す心、冷静さを与えてください。
神様、神様、私が変えることのできるものと、私が変えることができないものを見分ける神様の目と知恵と力を与えてください。それらすべてが、神様の御心のなかですべて行われることを心から願います。
神様の心に適うおいのりを、いつもできるようななおこになっていきたいです。