「潜在能力を発揮する人になるための『脳』の使い方」・学べるショートストーリー #4
地球上で最も発達した脳を持つ人間
人間を「人たらしめる」のは、ずばりその「脳」です。
人は、地球上の生命体の中で「最も発達した脳」を持つ存在です。神様が与えてくださった宝物だといえるでしょう。
「脳」は、言葉では言い尽くせないほど「多機能」です。
しかし、「物事には両面がある」ように、脳も、仕組みを知らなければ扱いきれず、もったいないことになってしまいます。
ここで、「脳」の可能性を100%活かすために知っておくべきこととは、人は、「<考え・思考>と<肉体>が二人三脚で存在してこそ、本来の価値や個性を発揮する」ということです。
考えることと行動することの関係―脳の使い方
考えてばかりで行動に移さなければ、時間がいくら経っても何も生み出されず、反対に、何も考えずに生きていくならば、食欲などの生理的な欲を満たすためだけにただ生き、知恵や知識を得ようとしないから失敗や事故につながりえます。
また、自分なりにちゃんと考えて、仕事や勉強に一生懸命取り組み、「自分はかなりがんばっている」と思っていても、「本当に考えるべきこと」を「深く・細密に」捉えられていなければ、ふとした瞬間に人や環境とぶつかり、たびたび人生の方向性まで見失う場合もあります。
だからこそ、「自分が本当に考えるべきこと・知るべきことが何か」をしっかり捉えようと努力し、そのような<考え>を土台にして<肉体>が活動してこそ、より一人の人間として美しく素敵に生きていけるということです。
「肉の思いは死であるが、霊の思いは、いのちと平安とである。 」
新約聖書・ローマ人への手紙8章6節
思考を止めない生き方で脳をさらに発達させる
目の前のことをひたすらこなすことだけに時間を使わず、「考えながら」生きる。
自分の大事な「脳」にとってその情報や環境が必要かどうかを、「考えながら」生きる。
そうしてこそ、「生きた考え」の持ち主になり、思考の次元も、行動の次元も上げていくことができるのです。