【3分で学ぶ】「ピンチをチャンスに変えるマインドセット」・学べるショートストーリー #3
「ピンチをチャンスに変えるマインドセット」・学べるショートストーリー
ピンチが一瞬で迫ってくるように、チャンスも一瞬のうちに通り過ぎていきます。そして、ピンチとチャンスは「同時に」来る場合が多いのです。
ピンチにもチャンスにも転じうる機会がバッと目の前に飛び込んできた時、どうすればチャンスとしてモノにすることができると思いますか?
学べるショートストーリー第3弾、ぜひご覧ください!
「危機」は「機会」だ
大きな事でも小さな事でも、人が何かを行う時は、「諦めそうになる」瞬間がしばしば訪れます。
たとえば、陸上選手がコーナーを回る時、その瞬間は後ろの選手に追い抜かれそうになる「危険」な時ですが、自分にとってもさらに前へ出ていける「機会」の時ともいえます。自分の位置を守ってそのまま走り抜けば優勝できる、そのような「機会」の時です。
また、サッカーの試合でも、「危ない」場面がたくさんあります。特に、相手チームがドリブルをして全力でゴールに向かっていく時は「危険」な時といえます。しかし同時に、こちらがボールを奪ってドリブルで駆け抜け、ゴールを決めることもできる「機会」の時にもなりえます。
私たちの人生もそうです。
「危機」は、「また別の機会」をもたらします。
では、「危機」を「機会」に変える方法とは何か。
1.あらためて誠実に、細やかに取り組むこと
2.すべき事をすべき時に行うこと
3.大規模でできない時は、小規模でもいいからやってみること
オンライン時代とされる今、「時代の変革だ。パラダイムシフトだ。」とスケールの大きい事象が語られることもありますが、一人ひとりの実生活に注目すると、「これから自分はどのように生きていけばいいのか。先が塞がっている。」ということを感じる時があるのではないでしょうか。
しかし、経済・勉強・家庭など様々な部分で「塞がっている」と感じる時期だからこそ、その「危機」を「機会」に変えるわずかな糸口がそこにはあるはずなのです。
工事中のトンネルも、99%まで造ったとしても、「開通」しなければそのトンネルは洞窟としてしか使えません。ですが、あと数mだけ工事をがんばれば、新しい道が切り拓かれ、別次元の世界が待っているかもしれないのです。
危機が来たとしても、挫折したり落胆したり、諦めたり止まってしまってはいけません。小さな機会でも、掴んだなら、その機会を土台にもっと大きな機会も得られるようになります。
「危機」か、「機会」か。
その瞬間を「危機」にするのか、「機会」にするのかは自分の精神・マインドにかかっています。
「あともう一歩だけがんばってみよう」という精神で、ピンチをチャンスに変えていけばいいのです。
「学べるショートストーリー」とは
自分の認識の枠や固定観念に刺激を与える面白い話を、3分で。日曜礼拝での鄭明析牧師先生による説教を通して東京主信仰教会のメンバーが学んだことや感動を覚えた内容をみんなにも届けたくて始動したプロジェクト。