すべき時にするということ

こんにちは、大人女子 Tです。
今日は懐かしいお話を。
バイオリンの習い事
ウチの長男は近所の先生にバイオリンを習ってました。
年長さん、5歳くらいからかな…
本人も意外と気に入って、楽器を持って走り回りながらも続けておりました。
ところが2008年。
リーマンショックによって、我が家は大打撃を受けます。詳細は省きますが、
バイトで食いつなぐ生活を余儀なくされました。
となると当然習い事は難しくなる。
プールはやめてバイオリンだけにし、
事情は話しづらいのでレッスンを月に2回にしてもらいました。
さらに問題はメンテナンス。
弦楽器はしょっちゅうトラブル起こしますし、成長と共に楽器を大きいものに変えていきます。
幸い貸してくださる方がいたので何とかなりましたが(ホントに感謝)
楽器を変えるたび、又トラブル起きるたびにお茶の水まで持っていかねばなりません。
メンテナンス料はもちろん、お茶の水までの交通費も出す余裕がありませんでした。
困っていたところ、私の職場近くでバイオリン工房なるものを発見!
中に入ってみると優しそうなおじさんが、
「楽器、持ってきてくれたらいつでもみるよ」とのこと。
それからと言うものそちらのおじさんに
お世話になることに。
徒歩圏内なので交通費もかからず、丁寧にみて下さり、時には、「これはお金いらないよ」と言ってくださることもありました。
オリジナルのバイオリンも作ってるとのことで、大人用のバイオリン使う頃には、品評会に出したものを売ってあげるよ、と話していただくらい仲良くなりました。
会うべき時
ある時、メンテナンス行かねばならない事由が発生しましたが、なかなか行けずにいました。
かなり暫くぶりに楽器を持って、
「こんにちは」と訪ねると、そこには奥様と思われる方がいました。
「あ、バイオリンの修理に来たのですが」
「…主人は亡くなりました」
「え?」
癌で、気づいた時にはもう末期で手遅れだったそうです。
もっと早く来るんだった。
少し時期が早くても楽器を売っていただければよかった。
もう会えないんだ。
ショックでした。
時を逃すと、
もう会えないんです。
後悔しかありません。
もう長男はバイオリンを弾くことはないとは思いますが、
部屋にある楽器を見ると未だに思い出します。
会いたい人には会っておく
会える時に会いたい人には会っておこう。
行ける時に行きたいところには行っておこう。
本当にそう思います。
おまけ
最近、ちいかわ観に行きました。

